見たところ滑稽だが、隠れた動機はごく賢明かつ堅実な行動が無数にある。 - La Rochefoucauld
この第1章では、オブジェクト指向プログラミングを勉強する前に一通りのC++の機能を覚えることを目的としています。クラスやテンプレート、例外などを除いた、C++でプログラミングをする上で必要な知識を身に付けます。
CやC++ではまずこのプログラムから始まるのは有名です。画面に"Hello, world!"と表示するプログラムの解説を行います。
最初は、C++での決まり事を覚えなくてはなりません。そこで、C++を使用する上での基本的な型や宣言についての解説をします。
コンピュータに計算させるためには、その計算のさせ方を覚える必要があります。加減乗除などの演算の方法およびキャスト(型変換)についての解説をします。
プログラミングをする上で、必要とする機能をここで述べます。選択や繰り返しなどの基本的な文についての解説をします。
CやC++では関数があってはじめてプログラムらしいプログラムを書けるようになるでしょう。ここでは、関数の使い方のほかに、bool型やリファレンスなども解説をします。
よくCやC++は難しいと言われる原因として、このポインタがありますが、繰り返し勉強することで、克服することができるでしょう。この節ではそのポインタと配列について解説します。